こんにちは、かおかなです。

久しぶりのブログ更新に、こんなタイトルになるとは想像してなかったけど、ここ数ヶ月の間にいろいろなことがあり、やっと落ち着ける時間を持つことができてきたので、気持ちの整理も兼ねて書いてみようと思いました。

ただ、書き留めるほどの華やかさなんてない引きこもり生活で、恥じかしさすらありますが、せっかくの機会と思い手を動かすことにしました。

今回のテーマは、ずばりタイトル通りの人生のリセット。

1年前に起きた人生の崖っぷちとも言える出来事を皮切りに、この数ヶ月の引きこもり生活の話もバカ正直に話してみようかなと思います。

こんな人生ありえない！からの人生リセットを試みた

遡ることちょうど1年前の2023年6月。
間接的ながらアクシデントに巻き込まれ被害者になり、自分の仕事軸から人生の軸も一気に崩れ落ちる人生最大のピンチに遭ってしまった。

ただ、わたしの性格的に表に出すタイプではないことから、こんな悲惨な事があったにも関わらず、ひとりでずっと抱えた日が続きました。自分なりに考えたし、ネットで調べ行動に移すも、ピンチの状況が一時的な回復は見込めてもそこに継続性がなく、不安が常に自分に付き纏い数ヶ月後には鬱状態に近い精神状況に突入し、そこからだんだんと引きこもる生活になっていきました。

とある日、友人から「なんで、いつもひとりで抱えるの？もっと自分を表に出してごらん」「もっと、人を頼ってみよう！」と言われたんです。でも、人を頼ったり弱みを見せることがとにかく苦手で、助言があっても自分のプライドが邪魔をしていたのも事実。

それでも「こんな悲惨なことがあったんだから、もう捨てるものもない」と考えるようになったし、これ以上崖から落ちるなら、自分の弱さを表に出す方がまだマシとも思えました。

考え方を少し変えたことで、徐々に外に出るようになった。多少の人脈があったおかげで、1回外に出れば必ず誰かに会えたことから、必然的に人に会う回数も増え、自分のことを話すきっかけができました。

職種・年齢は壁がないような交友関係で、抱えている問題を客観的に見てもらえることもできたし、その当時の自分に対して適切なアドバイスをくれたことで、凝り固まった思考が徐々にほぐれていくようでした。

その時に「自分をリセットする時」なのかと頭をよぎりました。神様は、これくらい強引にしないとわたしが動かないことも知っている。でも、わたしをどこかの方向に導いていることも、そこに行く必要があるんだと、この数ヶ月のことを振り返っても分かりました。

それを機に、自分の生き方、考え方、捉え方などわたし自身の軸を見つめ直し方向転換をしていくことになりました。こんなわたしを裏切る人もいたし、その当時のわたしに冷ややかな態度を撮る人もいました。
でも、それでいいと思えたし、所詮そんな人で自分とはもう縁がないと思えたのが本音です。きっと、わたしの性格が悪いからかもしれないけど、わたしの中でリスペクトできる人・信用できる人物像が、自分がなるべき姿だと。

崖っぷちになったわたしを突き放すことはせず、寄り添ってくれた人の温かみと懐の大きさに「わたしもそんな人になりたい」と思えたのが大きかった。なりたい自分があるなら、そこに行動することが重要だし、心得を学ぶためにリスペクトする人に身を置くことがいいと。

交友関係の基礎にもなるけど、信用できない人をそばに置く必要はないと思うんです。信用できない人を無理に自分の近くに置いても、何かしらの汚れが自分に飛び散ることもある。改めて文字にすると性格が悪い人のように見えるけど、これってみんなも同じ思いですよね。

でも、この1年の出来事はわたしの人生にとって生涯記憶に残るほどの神様が与えてくれた非常に強引な試練です。

でもそこから人生のリセットを試みた結果、得られたことも多く、自分軸を形成できた大きな価値がありました。辛いことが多い環境かもしれないけど、今は1年前の自分よりも自分らしく軸を持つ人になれています。

きっと、世の中にはわたし以上の悲惨なことを経験している人もいれば、辛い状況を現在進行系で過ごしている方もいるはずです。だからといって、この言葉が救いになるとは思いませんが、小さな導きとヒントを拾い上げる、小さな光が見えてくるかもしれません。

心機一転！ホームページをリニューアルしました

この1年いろいろとあった私ですが、崖っぷちの時期にたくさんの人と話すことができました。職業・年齢もバラバラながら人生経験豊富な方々からの、経験談やビジネスのことから、わたしのことを客観的に見てもらうこともでき、そのことがきっかけで自分の全てを見つめ直すきっかけとなりました。

その中のひとつに、仕事のことや自身のライフワークのことも含まれています。
職業・デザイナーという立場から、自分の表現方法や伝えるべきことなど、ゼロベースで再構築していきました。言語化と具現化に時間をかけ、その中でこのホームページをリニューアルを行いました。

ものづくりをする者として、デザインを作る過程には苦労もあるけど喜びや、デザインの奥深さや面白さを改めて感じながら、このホームページを完成することができました。

自分軸を見つめ直し行動に移せたことで、表現方法も今までとは異なる方法と手段で表現することができました。
それと同時に、世の中には素敵なデザイナーさんも数多くいて、そういった人たちも素直に素敵だなってことを再認識したほか、デザインは常にアップデートしていくことから、自分も日々アップデートをしていかなきゃいけない。

デザインの奥深さも感じながら、これからの自分にも誓いを交わした時期となりました。

伝える面白さ、見ていて面白いと感じてもらえるコンテンツづくり。サービスをご提供する、プランニングをする立場だからこそ、自分のサイトを通して、たくさんの方に伝わっていただけると嬉しいです！

リニューアルサイトの詳細は、別ページでご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ここからがわたしの再スタート！これからの進化をどうかお楽しみに

自分を見失った日を超えた今、やるべきことはリスタートを活かすことだけを考えています。生きていれば、辛いことも落ち込むこともある！けど、自分を見失い立て直すなんて滅多にないし、正直30代後半に自分がこんなに落ちこぼれる日が来るとは想像もしてませんでした。

しかし、こんな絶望的なわたしを懸命に支えてくれた人や、わたしのデザインが好きと言ってくださるお客様を何がなんでも裏切れない！という、今までに抱いたことのない思いを持つことができました。どんな状況になっても、変わらずものづくりをする環境に身を置けているのは、支えてくれる人たちのおかげ。

そんな人たちの想いも背負っているんです。わたしを信用して、すぎと言ってくれてたくさんの時間を割いてくれて、今があります。

だから、再スタートした先の結果を生み出していくことが、その人たちへの恩返しにもなります。時には辛いことも寝不足な日もあるだろうけど、そんな時には支えてくれた人の顔を思い浮かべると頑張れるはず。

再スタートが大きな実になるよう、ただいま着々と準備しているところです。そして今後、新しい良いご報告ができればと思っています。

これから、そんな新しいpear designの進化も、わたしの進化の良い報告でご報告し続けられるように、なっていけるように…ぜひ、応援のほどよろしくお願いします。

また、新しいご案内がありましたら、こちらで紹介させていただきます。

引き続き、pear designをよろしくお願いします！！

自分の生き甲斐こそこれだ！北海道の大スターの復活を祝う

仕事の話とは脱線しますが…5月24日は北海道の大スター・サカナクションの復活ライブへ行ってきました。
うつ病を公表したボーカルの山口一郎さん。バンドの休止を終え、全国ツアーの地元・札幌公演でした。音楽を楽しむことを再発見でき、自分のパンドラの箱を開けてくれたのもサカナクションです。

もともと、ハードなバンド系が好みだったので「なんでサカナクション？」と、友達は驚きますが、ライブにこんな楽しみ方があるのか！と体感したことで深い沼にハマっていきました。

復活祭のような公演でしたが、バンドの唯一無二さを再確認でき、これぞサカナクションと感じさせてくれる時間でした。そして、その中に一郎さんの復活を待ち続け、応援していたファンの方々の温かさとぬくもりも感じることができました。

わたしは、強迫性障害というものを抱え10年。こんな自分を否定することもあるし、なかったことにしたこともあったけど、「新しい自分へ」というフレーズがわたしの胸にスッと入っていきました。

受け入れること、ともに生きることに気づかなかった。今は、そんな力強い言葉を受け入れられたことで、向き合い方が少しずつ変わってきています。

3時間の中にたくさんの気づきと幸せを得られることもでき、今は幸福な想いでいっぱい。これから、わたしは魚民（サカナクションのファンの呼び名）として、踊り狂っていく人生を生き甲斐に、仕事も釣りも頑張ろうと心に誓い、またサカナクションのライブに行ける日を心待ちにしています。